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おかしなこうじやについて
「おかしなこうじや」は、兵庫県丹波市の 中山間部にある、手づくりで醸す小さな麹屋です。
手づくりなので、たくさんの量はつくれません。
1日に数十キロ仕込むのが精いっぱいで、それも4,5日に1度しか、仕込むことができません。
その代わり、麹にしっかりと向き合うことができます。
ああ、今日は米の蒸しあがりの加減はこんな感じだな、とか、今日の麹菌のつきぐあいはこうだな、とか、そういう一つ一つの微細な生の情報を、つぶさに感じ取ることができます。
ゆらぎにあわせた麹づくり
麹づくりは、全く同じ風にはやれません。
麹菌と、農産物を合わせて、丹波の自然の中で醸すので、同じ条件にはどうしてもなりません。
その”ゆらぎ”に合わせて、麹づくりを調整します。
完全に同じものを目指すでもなく、麹菌の成り行きに任せるでもなく、
こうしたらいい麹になるんじゃないかな?もっとこうしたら美味しくなるんじゃないかな?
その麹が一番美味しくなってくれるように、悩みながら、向き合いながら、醸しています。
本間速(ほんまはやて)について
はじめまして。本間速です。
「おかしなこうじや」という変わった屋号で、麹屋という変わった仕事をしております。
学生時代に発酵の魅力に取り憑かれて、酒蔵に就職し、
身体を壊して退職せざるを得なくなっても、発酵の世界から離れられず、気付けば麹屋なんていうものになっておりました。
なってみて改めて気づきますが、楽な仕事ではないなぁということです。笑
何十キロという米を抱え、もみほぐし、混ぜ、異変があれば夜中でも飛び出して様子を見に行く。
そんなことを毎日のように繰り返します。
「楽しいですか?」とたまに聞かれますが、楽しいかどうかはちょっとよく分かりません。
くたびれることのほうが多いです。
それでも、いい麹が仕上がったとき、その麹をお客さまに褒めていただけたとき、
そんなときは、満たされたような気持ちになります。
僕は多分、その一瞬のきらめきのために、今日も麹をつくっています。
本間 速(ほんまはやて)
「おかしなこうじや」代表。
1990年生まれ。兵庫県神崎郡市川町出身。
2009年、丹波市の酒蔵に就職。蔵人、杜氏見習い、営業、企画開発など多岐にわたり兼務し経験をつむ。
2019年、体調を崩し一身上の都合により退職。治療の傍ら、多様な素材の麹づくりの手法の開発に着手。
2021年、「おかしなこうじや」として活動開始。
2022年、母方の実家の一部を改装し、工房として再始動。